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63巻2号 >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/11266/5418

Title: 中国の対インド直接投資の特徴―ASEAN との比較を中心に―
Other Titles: The Characteristics of Chinese Foreign Direct Investment in India: with the Focus on the Comparison with ASEAN
Authors: 苑, 志佳
Yuan, Zhijia
Keywords: 中国の対外直接投資
インド
ASEAN
Issue Date: 5-Nov-2013
Publisher: 立正大学経済学会
Abstract: 2000 年以降,中国は対外直接投資大国として頭角を現している.これまで中国の対外直接投資の8 割が発展途上国に投じられている.とりわけ,アジア途上国向けの割合はきわめて高く,他地域を大きく上回っている.ところで,アジア地域への中国の対外直接投資の特徴は何であろうか.とりわけ,大きな潜在力を持つアジア新興国への中国の対外直接投資は今後,どのように展開するか.本稿は,ASEAN と対比することによってアジア新興国の代表地域であるインドへの中国の対外直接投資に照準を合わせ,上記の問題関心を明らかにするものである.本稿の分析を通して下記の点が明らかにされた.(1)インドへの中国の対外直接投資は,中国の対ASEAN 直接投資の最少額の国のレベルに相当するかもしくはそれを下回る規模である.(2)中国の対インド直接投資の時期は決してASEAN より遅いわけではないが,様々な阻害要因によって直接投資の規模は素早く拡大することはなかった.また,中国のASEAN 現地市場に対する対外直接投資が「現在」を重視するのに対して中国のインド市場に対する対外直接投資は「今後」を重視するというユニークなポイントがある.(3)中国の対ASEAN 直接投資は,「広い産業分野に投資するが,産業別の重点は必ずしも明瞭ではない」という特徴が見られる.これに対して中国の対インド直接投資は,「狭い産業分野に,重点的に投資する」という戦略的なポイントが窺える.(4)中国の対インド直接投資の動機は,多様である.(5)ASEAN に進出した中国多国籍企業は,この市場の先発者である日系企業や韓国系企業と競争することになるが,インド市場に進出した中国企業は,地元のインド同業企業と競争するケースが多い.
URI: http://hdl.handle.net/11266/5418
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