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58巻3号 >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/11266/5813

Title: グローバリゼーション下の「モチ稲栽培圏」 : タイ北部における実証研究
Other Titles: 'Glutinous rice zone' in the modern times : a case study from Northern Thailand
Authors: 元木, 靖
Motoki, Yasushi
立正大学経済学部
Rissho University
Keywords: モチ稲栽培圏
タイ
北部
チェンマイ県
グローバリゼーシヨン
新理論
Issue Date: 20-Feb-2009
Publisher: 立正大学経済学会
Abstract: 東南アジアの比較的高緯度にまたがる,モチ稲を栽培し,モチ米を常食とする「モチ稲栽培圏」の社会が,経済のグローバリゼーションの下でどのような影響を受け,どのような地域変容をとげてきたかについて,タイ北部のチェンマイ県を事例として実証研究をすすめた.対象地域では,近代化を先行させた首都バンコク周辺の地域に比べて約10年のタイムラグをもって,1970年代以降の道路建設や電気事業の展開に導かれて急速な変化が招来された.中心都市チェンマイの発展がその大きな特徴であるが,農村においても果樹生産などの商品作目部門において大きな発展がみられた.稲作自体についても,都市化の影響がつよいチェンマイ市周辺の農村を中心に.従来のモチが圧倒的な地位を占める稲作のかたちから,少しずつウルチが加わる方向へ変化していく兆しが認められた.現段踏ではモチ米への執着要因とモチ米離れを促す要因が併存しているというのが実態である.本稿ではこの内容について詳細に検討した.また全体的にみた場合,農村では急速な社会変容の下で稲作の収益性の低下が根幹的な課題となっており,これに対して農家および地域レベルで自給経済を確保しながら,商品経済に対応しようとする「新理論」の政策が受け入れられている.この背後には,「モチ稲栽培圏」独自の対応の論理が内在されている可能性がある.
URI: http://hdl.handle.net/11266/5813
Appears in Collections:58巻3号

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