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53巻1/2号 >

Please use this identifier to cite or link to this item: http://hdl.handle.net/11266/654

Title: 食品安全システムの意義について
Other Titles: On the The Significanse of the Food Safety System
Authors: 斎藤, 道愛
SAITO, MICHIYOSHI
立正大学経済学部
Rissho University
Keywords: 食品の安全・安心とは何か
食料安全保障
JASマーク
無登録農薬問題
残留農薬問題
食品汚染問題
リスク分析
Issue Date: 30-Oct-2003
Publisher: 立正大学経済学会
Abstract: 日本の農業政策は,38年にわたり農業基本法体制のもとで,規模拡大や効率的農業経営をはじめとする先進国型農業を目指してきた。しかし,日本農業は,日本経済の国際化の変化にともなう内外の社会的経済的環境変化のもとで,農用地の潰廃,農業労働力の脆弱化,国際競争力の低下と農山村の過疎と過密などにみられるように産業としての農業の存在が問われてきた。このような日本農業の危機状態とさらなる国際化に対応して,21世紀の新たなる農業を展望し,その政策指針として食料・農業・農村基本法が公布された。それは生産者と消費者との共生,農村と都市の共生のもとで,日本農業の構造改革をはかるものでもあり,その目的のために日本農政は,農業問題にとどまらず食料問題や農村問題をも視野にいれた総合的な食料・農業・農村政策として展開されることになったのである。この新たな新農基法体制のもとに,(1)世界食料需給の動向をもとにした食料の安定供給,(2)農業・農村の多面的機能の発揮,(3)農業の持続的発展,(4)農村の振興の4つの基本理念の実現のための政策が展開されることになった。本稿は,このような理念にそった新政策が,BSE(牛海綿状脳症)の発生を契機に,消費者主義を基軸にした食品安全行政を基本に展開されることになったこと,それは食料の安定供給を基軸にすえたこれまでの政策とは,質的に異なるものではないかとの疑問のもとに,その政策転換が日本農業にとって,プラスになるのかどうかという問題と,同時に消費者主義にたった,その政策の転換は,政府の組織としての農林水産省の存在意義を問うことになるのではないかという問題意織のもとに食品安全システムの検討をおこなったものである。論文構成は次のとおりである。はじめに 1 食品の安全性に関する諸問題 2 「食と農の再生プラン」について 3 食品安全基本法体制と食品安全委員会(1)食品安全基本法体系の理念(2)食品安全委員会の機能と行政組織の改編 4 食品安全基本体制に関連する法制度の整備(1)改定JAS法の内容について(2)改定農薬取締法の内容について(3)改定食品衛生法の内容について 5 トレーサビリティと全農の安心システム(1)トレーサビリティの意義と限界(2)全農の安心システムの構築 おわりに
URI: http://hdl.handle.net/11266/654
Appears in Collections:53巻1/2号

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